百里基地に戦闘機を撮りに行ってきた
先日休みの日を使って航空自衛隊の基地、百里基地に戦闘機を撮りに行ってきました。
この百里基地は茨木空港と滑走路を共有しており、撮影スポットも結構たくさんあるのでなかなか楽しめる場所だと思いました。ただ・・・茨木空港の最寄り駅はシャトルバスで三十分かけていくところにあるのでアクセスがいいとは言えませんね。もっともそういうところでないと戦闘機は飛ばせないのかもしれませんが。それに空港の真横の臨時駐車場やその付近の小高い丘になっていて展望台のようなところからはそこそこ取れますが、北門や西門、アラートハンガー前などはとても脚立や機材を背負って歩いていくには少し無理のある場所だと感じました。幸い私が臨時駐車場から北門へ移動しようとした際にいつも来ているとおっしゃっている近隣の方が同じく北門へ行くということで車に乗せて行っていただけました。感謝の限りです。車でも10分そこそこかかった道のりですから、徒歩で機材を担いでいったら一体何分かかっていたのやら・・・その間に何本もの離陸を見送ることになります。都内から茨木空港まで行くには始発で出ても8時半くらいにようやく空港前に着く程度です。そこからスポットへ移動して機材をセットして小休憩する時間も合わせるとプラスで一時間。8時半についた時点ですでに何機か飛び立つところでしたので、再度撮りに行くときは前日から空港に寝泊まりでもしない限り朝一のフライトには間に合いません。茨木空港が羽田の様に24時間空いているとは思えませんが・・・。
さて、そんな話はさておき苦労して?行ったかいあってかなかなか面白い経験ができたので何枚かを例に記事にしていきたいと思います。
いきなりですがファントムが三機並んで離陸準備に取り掛かっているところを一枚。このあと順次轟音を立てて無事に離陸していきました。前日までに当日の天気と風向きを計算して撮るなら北門方面よりもアラートハンガー方面からの方が近い絵が撮れるだろうと踏んでまずは空港の臨時駐車場横の展望台から撮ってきました。
トリミングだらけですいません(笑)さすが天下のナナニッパだけあってトリミングしても写真のディティールが丸くずれという事態にはなりませんね。むしろパソコンの画面いっぱいに写してもそこまで気にならないレベルです。さすがです。しかしトリミングなしでこの画質で行けたらなぁ・・・などと考えが頭の中をよぎり始めたので危険です。もう一本・・・白いの購入するか?例えば100‐400Ⅱ型とか・・・?150-600シグマに流れて距離を稼ぐか・・・?ヤバイヤバイ!!貯金もないうちから何をぽこぽこ買うつもりなのだ私は・・・さすがに生活が懸かっていると自制心が働きますね。(働き切らなかったので三脚を購入しているのですがそれはまた別記事で)
結局この日に離陸をまともに撮れたのは空港横の簡易展望台もしくはその前の臨時駐車場からのみでした。車に乗せてくださった方にはなんだか申し訳ありませんが北門よりの写真は・・・
こんな感じの着陸機を撮れただけ・・・。当日が金曜日で曇だったこともあり、致し方ありません。結局小一時間で元の場所に戻って何枚か撮りました。
離陸して彼方に消えゆくファントム
離陸準備に入るウッドランド迷彩のファントム
珍しく海上迷彩のファントムも動いていました。
午後は風向きが変わって同じ場所から着陸機を狙うことに成功ブルーインパルスでお馴染みのT4です。
短いながら今回は以上です。
空母が入港しているので厚木ベースに戦闘機を撮りに行ってきた
つい先日、米空母が横須賀に入港したので待ってましたとばかりに仕事休みの日にホーネットを撮りに行ってきました。
実は記事にしていないだけでこの少し前には茨木空港に併設している百里航空自衛隊基地にF4ファントムを撮りに行っています。しかし私の好みの問題で米軍機の件を先に記事にしちゃいました。わかる人にはすぐわかると思いますがいくら神レンズと名高いEF70-200mm F2.8L IS II USM でもこの撮影方向でこの大きさは得られません。ではどういうことかというと・・・ざっくりトリミングしてしましました。(笑)トリミングしてもこれだけの解像度を誇っているのですからやはり手に入れてよかったなと改めて感じます。自衛隊機用のハンガーが後方に移っているということは、つまりは撮影ポイントは大和ゆとりの森公園です。ネットで調べればすぐに出てくる定番スポットであり、飛んでくればそれだけ機体も大きく移せます。それに基地内部も見渡せて大変いい拠点ですね。えぇ・・・拠点です、私にしてみれば。
ちなみに試し撮りということで露出をミスった一枚をあえて載せておきます。先述の大和ゆとりの森公園から撮れる絵はだいたいこんな感じで腹しか映りません。そりゃぁ頭の真上を飛んでいきますから35mm換算で200mmもあれば全然大きくは切り撮れるのですが幾分腹しか映らないのでは面白くありませんね。兵装はそれはそれでカッコいいのですが。
離陸準備に入り、あとは離陸するだけ!の状態のホーネット。やはり200mmでは小さい。ナナニッパを購入したばかりだというのにシグマ150-600の購入に意識が浮き始める私。(汗) ということで戦闘機の腹しか映らないというのは少々アレなので、どうせなら横から撮りたいと場所を移動してサイドから狙ってみました。綾瀬スポーツ公園の信号を渡って基地方面にほんの少し歩いたところからです。フェンスはありますが脚立持参なので何も怖くありません。そうです。前回の横田基地の件で学習して伸縮式の脚立を新調しておいたのです。伸縮式は重いですが、電車移動の私にはそのコンパクトさが必要不可欠でした。購入したのはこちら。
www.amazon.co.jp離陸シーンもバッチリ!!ベイパーも写っております。
さらに違う小隊のも。だいたい離陸は二機ずつ感覚をあけて四機編成で飛んでいったように感じました。神レンズの画質を利用して・・・
まとめ
やはり戦闘機の撮影は面白いですね。747がなき今(国内線では)民間機ではみんな同じような機体ばかりで飽き飽きしてしまいます。それに軍用機というのは同じ機体でも見慣れていないせいもあってかその機動性など民間機では見られないものがあり、飽きさせません。この日は隊長機(色付き)には巡り合えませんでしたがまた次回挑んでみたいと思います。厚木ベースに展開する戦闘機も移転が決まりつつありますし、今のうちに撮れるだけ撮っておきたいですね。まぁ移転したらしたで別に、移転先まで撮りに行けばいいだけの話なのですが・・・(笑)。さすがにそうそう仕事の休みもあるわけではないので。都内から手軽に行ける範囲に展開中は撮りまくりに行きたいと思います。移転までにはシグマ150-600を手に入れたいですが・・・。そう簡単にはいかないものですよねぇ・・・25万の純正ナナニッパ買っといて何言ってんだよって感じではあるのですが。他にも自転車だの何だのと買っているのでしばらくは控えようと思います。ちなみにこの日出撃に行く前にマンフロットの三脚も購入しておりまして、その件はまた別途記事にしていきたいと思います。
以上です。
米軍機撮影に挑む!
先日キヤノンの銘玉、EF70-200mm F2.8L IS II USMを購入してから何か写真を撮りに行くときはこのレンズしか使っていない自分に驚きます。すると自然に風景は遠景に、被写体は遠くのものになっていきます。去年、まだ私が愛知県民だったころ、米軍基地横田に友好祭で訪れたことがあります。其れを思い出してせっかく素晴らしい望遠レンズを持っているのだからそれを生かした被写体を撮ろうということで、大田区よりはるばる電車に揺られて福生まで一時間半行ってきました。
実は行きに降りた駅は福生でも牛浜でもなく拝島駅でした。横田飛行場は真上から見て縦長の構図になっていますのでちょうど左下の方から基地外周をフェンスに沿ってぐるっと歩いて一周してみたかったのです。これがのちに軽い熱射病を引き起こす原因になるとその時の私は思いもしませんでした・・・。
s早速ですがとある有名ポイントから撮ってみました。この日は米軍機といっても輸送機であるC-130しか飛んでおらず、オスプレイは勿論戦闘機もなしでした・・・。しかも基地外周から撮るのが初めてのため、最初はまともな写真など撮れようもなく無駄にシャッター切っているだけでした。(汗)
なんとかそれぽい写真を撮ろうともがいていますが脚立も何もない私には到底フェンスという壁は避けられず・・・
どうしてもフェンスの一部が映り込んでしまいます。しかも、プロペラ機ということもその時は頭になく、雲一つない晴天のなか高速シャッターでキリまくっていました。次からは回転での迫力を出すために低速で狙ってみようと思います。脚立も調達したことですし。やはりまともな写真をはじめから狙うには腕も頭も足りなさ過ぎましたね。
しかしやはりなんといっても真上を飛んでいく輸送機というのは迫力がありますね!!これがヘラクレス等の普通の輸送機ではなく、ギャラクシークラスの大型クラスなら一体どうなるのでしょうか。一度でいいので狙ってみたいですね。
しかし、基地を歩いて一周するというのはなかなか容易なことではありませんでした。それも三キロの機材を背負って・・・距離にして15キロ、炎天下の中歩き回った私は肩こりと強い日差しによって頭痛がし始めます。財布の中にロキソニン常備しといて正解でしたね。ところどころにある自販機でポカリを買いつつ練り歩きます。実はネットで前もって機体が取れそうな位置は把握してありましたが、それ以外にもどこかないかと探すのが基地一周の目的でした。しかしそういう新たなポイントもそうそうなく・・・疲れただけでした・・・(笑)
ただ、途中で咲いていた花やヒマワリに巡り合えたので何となく疲れが取れてしまうところはやはり私は根っからの写真好きなんだなと実感しました。
旋回中のヘラクレスをそのまま背後から狙いました。普通軍用機などの小さな機体を遠距離から狙うときは後でトリミングする人がおおいでしょうが私はあまりやりません。
場所を変えて16号線沿いの方へ。こちらのスポットも機体撮影には有名のようです。R18側から侵入してくる機体を狙うのにいいポイントです。
なかなか面白い絵が撮れますね。
さすがにデカいです。近いです(笑)。
さらに場所を変えてドン・キホーテから基地内を狙います。形状からしてグローブマスターでしょうか?(C-17三型)それからもう一点。最後になかなかレアなの載せておしまいにしようと思います。
駐機しているヘラクレスの手前に米軍の無人機、グローバルホークです。プレデターはさすがにいませんでしたね・・・(笑)。こちらはトリミング済みです。さすがに無人機相手にドンキから狙ったのでは小さすぎますからね。
以上です。
横浜を切り撮る
まずはJR石川町で下車、山下公園を目的地に歩を進めます。
ストリートの名前は忘れましたが元町方面から山下公園を目指します。
ストリートの途中で面白そうなお店を発見。次回以降に行ってみます。この日はとりあえずスタバの定番クラシックティで。
公園からパシフィコ横浜を撮影。
最近ハマっているお花の撮影も。
山下公園を堪能しました。
最後に太陽をバックにランドマークタワーを。
今回の機材は7D mark 2とEF 70-200mm F2.8L IS ll USMです。最近シグマの17-50の出番がなくなりました(笑)。恐ろしやナナニッパ。風景もスナップもすべてこれで撮りたいと思わせてくれます。電車移動の時もわざわざカメラに装着してぶら下げて見せびらかすのが楽しいです(笑)。7D2とともに撮るのを楽しくさせてくれるレンズです。しかし、もともと望遠レンズをAPSCで使っているのでさらに画角は狭くなっています。そのため被写体を早い段階から探す必要があり、目の前の被写体が花程度の大きさでもない限り相当下がってから構えなおす必要があります。それでもそれが嫌にならないほどの高揚感をもたらしてくれる素晴らしいレンズです。まさに神レンズといえるでしょう。
以上です。
本日のベストショット
ベストショットはスマホから………
EF70-200mm F2.8L IS II USM 購入!!
EF70-200mm F2.8L IS II USM購入
さて、前回の前ふりの続きです。
g-fhoto-industry.hatenablog.com
いやはや・・・(笑)とうとうイってしまいました大三元の一角。EF70-200mm F2.8L IS II USM 通称ナナニッパです。一眼レフを初めて購入したのが2015年の9月でした。それから今日にいたるまで二年もたっていません。二年もたたない間に二代目の一眼レフである7D mark 2を購入し、さらにはナナニッパまで揃えてしまうとは・・・。のめり込める趣味とは恐ろしいものです。(笑)それではせっかくなので軽くレビューと行きましょう!
全長
私が最初に手にした望遠レンズはkiss x7を購入した際についてきたキットレンズの55-250 IS STmです。写りはナナニッパなどと比べればいまいちでしたが結局ナナニッパというとんでもない最強に行きつくまで買い替えはしませんでした。そんな思い入れのある55-250を値段的にも大きさ的にも遥かにしのぐ全長です。とても・・・大きいです・・・。
外観
白(実際は軽くクリームッポイ)を基調としてズームリング、ピントリングは共に黒。先端の赤い鉢巻きに心惹かれます。ULTRASONICの文字もカッコいいですね!
焦点距離が70-200の証。インナーズームなので鏡筒の変化はありません。防塵防水にも一役買っているようで伸びないレンズ=カッコいいの定義でもありますね(主観)。
操作スイッチ
上から順に、フォーカスリミッタースイッチ、オートフォーカス/マニュアルフォーカス選択スイッチ、手振れ補正スイッチ手振れ補正モードスイッチ(上下どちらに効かせるか)の四つです。私の使い方としてはフォーカスリミッターは被写体に応じて選択、オートフォーカスは常にオン、ISも常にオン、ISモードは1を選択。こんな感じです。
三脚座
三脚座は付属の純正品です。基部のネジを緩めて向きを360°自由自在に変更できます。私は基本三脚は使わなので、三脚座はアイキャッチで紹介したように上へ持ってきています。
ペリカンケースの配置
私の家には防湿庫兼持ち運び用にペリカンケースを使用しています。私の所有するペリカンケースのサイズは1610で、本来なら機材同士の間隔をもっと狭めれば余裕が生まれているはずですが、間隔をあけすぎているために少し狭さを感じます。近い将来に100-400の導入の可能性が無きにしも非ずなので一応ナナニッパと10-18の間は空けています。本当はもう一セットスポンジを買ってきて仕切り直したいところですが、面倒ですし、それはそれでそこそこ値段もするので今のところこれで行きたいと思います。
総評
総じて文句のつけようがないレンズだと私も思います。描写に関してはまた後日別途記事を書きますが、現時点で数百枚撮っていますが、なんとも素晴らしい絵が出来上がります。シグマのカリカリレンズに驚いた時とは別に、さらなる驚きを感じています。神レンズといわれるだけのことはありますね。焦点距離が70-200は純正を含めていくつか存在しますが、私はほかの者には目もくれず、買うならこれ一択となりました。田鹿にお値段は最高ですがその性能、描写力ともに最高ですし、何よりその神レンズを所有しているという満足感に浸れるのがいいですね。悦に浸っています。(笑)時々重量と大きさがネックと言われていますが、私的にはそのどちらも欠点とは思いません。大きければ迫力がありますし、重くても迫力があります。キヤノンを代表する神レンズなのですからやはり外見もそれらしくあるべきだと思います。噂では三型の噂もありますがナナニッパはやはりこの大きさ、重量を維持してもらいたいですね。神レンズとしての貫禄とでもいうのでしょうか。私は好きです。
最後に・・・77ミリのフィルターをもう一枚、このレンズに見合うフィルターを購入したいです・・・(笑)。
以上です。