EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM レビュー
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM レビュー
今更ながら私の所有するレンズのうち超広角の域を占めるEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM のレビューをしたいと思います。このレンズはAPS-C専用レンズとして設計されているため、軽量で小柄にできています。私はこれしか超広角レンズを所有していないため他モデルとの比較はできませんが軽い、小さい、写りもそこそこ。EF-Sレンズとして分かりやすい評価だと思います。
外箱
箱はキヤノンらしいグレーを基調とした色合いです。グレーの箱にマットな黒のボディの絵柄が映えます。
見た目
箱から出した状態だとこんな感じになります。ボタンは手振れ補正のIS、フォーカスモード切替のAF/MFボタンの二つになります。ワイド端が10mmから始まり、テレ端18mmまで。重さは240グラムと軽量で、フィルター径は67mm、手振れ補正効果は4段分となっているようです。絞り羽は7枚構成との事です。
このレンズのフードは花形でカッコいいのですが、レンズに付属はしておらず、後から買い足さなくてはなりません。私の場合は今のところ超広角の出番はあまりないのでそのままフードなしで使用しています。本当はもっと出番を増やしてみたいものですが、買ったはいいものの超広角の神髄を引き出すほどの撮影はしておらず・・・とりあえず室内や被写体が大きく距離を撮らなくても撮りたいときなどの時のみ使っていました。
撮影してみて
写真は横須賀で三笠を撮った時のものです。買ったばかりの当時は超広角=画角の広いレンズとしか認識しておらず、近くの物を大きく写し遠くのものほど小さくさせたり、下から煽って撮るなどパースがつくことによる超広角特有の癖を理解していませんでした。否、パースの影響は理解はしていましたが、それをどうやって構図に生かすかを理解していなかったのです。
一応手前の砲台をメインの被写体にするためにこんな撮り方をした、と今なら無理やり言い訳をこじつけることもできますが・・・無理がありますね(笑)
これらも手前は大きくという一つの解釈のみで撮っていたので今一何を伝えたいかが伝わってきませんね。とりあえず手前に写っているものに目が惹かれるとそれだけの写真になっています。下の写真などただ広大写すことしか考えてませんね(笑)しかも手振れ補正機能付きのはずががっつり手振れしていると・・・どうしようもありません。構えが安定していなかったのですね、このときは。
超広角という癖のあるレンズですが私は使用頻度が少ないためにまだまだ使いこなせていませんが、これからガシガシ使ってその性能を引き出していこうと思います。
以上です。