米軍基地のある町
JR横須賀駅
この写真は標準域のEF-S 18-55 IS STMで撮りました。JR横須賀駅はなんといいますか、他の駅にはないここだけの雰囲気というものがあります。このよう駅は日本全国にはまだあるのかもしれませんが、とりあえず私はここと似た雰囲気の駅はまだ知りません。ベースがあるということで、勤務帰りの海兵さんをちらほら見かけました。それからその方々のご知り合いでしょうか。ひょっとしたらただの観光客かもしれませんが、ベースがある街だとなぜか欧米人の方は軍関係者に見えてしまいます。
ヴェルーニ記念館前のウッドデッキより
ヴェルーニ記念館前のウッドデッキから海自や米軍のイージス艦を見ることができます。上の写真は海自側なので海自の船ですね。ちなみに私、艦これもやってまして(最近はあまりインしてない・・・)ミリタリーマニアとしても横須賀は好きな街の一つです。米海軍所属のイージスでしょうか。六角形のひらぺったい板のようなものがついているのがわかりますね。これは高性能レーダーなのですが、これでイージス艦だと見分ける事ができます。あいにくとこの日は天気があまりよくなくて曇りの日でしたが、横須賀という町の顔を撮るにはそれもまたアリだと思います。ベース付近ということで快晴のよく晴れた日に撮影するとただの観光のついで写真みたいになるのではないかと思います。もろんそれもアリだと思いますし、また後日快晴の日を狙っていってみたいですが、軍関係の物を撮るのにそれっぽい雰囲気を出すなら、曇天の日を狙うのもいいでしょう。
ベース付近
ヴェルーニ公園から普通にベースの一端を見ることができます。私は過去に三回横須賀を訪れたことがありますが、毎度この潜水艦を見ている気がします。ちなみにイージスなどの護衛艦など、普通の船体は海自ベースの方に停泊していますが、潜水艦は米軍ベースの方に一緒に停泊しています。機密性が高い潜水艦はセキュリティの都合で米軍と同じ場所で停泊する事になっているようです。米軍と大きさから判断できるはずなのですが、残念ながら私はそれほど多くの潜水艦を見たことがないので見分けがつきませんでした。しかし、日本で海自の潜水艦が見られるのはこの横須賀と呉だけなのでレアなことは確かですね‼激レアです。
基本的にここまでの遠景を撮る時に望遠レンズを使用します。望遠ということでアップに撮ってみました。水平が取れてないのはいつものこと・・・アップで撮るとやはり迫力が出ますね!!カッコいいです。
こちらは海自の護衛艦す。船体ナンバー111なのでおおなみですね。それとたしかおおなみは艦これ未実装艦でもあったりします。詳細は海自ホームページで!
三笠記念公園
一通り護衛艦を眺めた後、そんなこんなで三笠記念公園へ。18mmでも引きで撮れば結構画角稼げます。過去三回横須賀には訪れていますが、ここに訪れたのはこの時が初めてです。せっかくなので戦艦三笠の中を見みました。出口からですいません(笑)ここからは超広角の10-18に切り替えて撮影しています。
10-18のレビュー記事にも載せてありますが、標準域のレンズで撮るよりもはるかにパースが効いています。手前の大きく写っているものに自然に目が惹かれますね。
艦内見取り図です。私が入った時は時間の都合上閉艦30分前だったので、60分コースを30分以内で見終えるようにサクサク進みました。とはいえ、艦内全体を見学するのは30分もあれば余裕で回ることができます。ただ、ゆっくり写真を撮りながら回っているともう少しかかると思います。それでも主要部分は十分に見て回れます。
8センチ副砲の場所のようですね。このような艦を見学するのは初めてでしたので、この迫力には圧倒されます。
上甲板に出てみます。初めての見学なのでほかの船はどうかは分かりませんが、艦船見学と言えば上甲板!もちろん中甲板も色々あって面白いですが、船らしい上甲板が気に入りました!
艦橋サイドに設置されている補助砲です。まるで米軍基地を狙っているかのように見えるのですが・・・(笑)
そして三笠メインの30センチ主砲です。帰ってから気づきましたが、前から砲口を狙う形で撮ってくればよかったなぁと思いました。次に行く時に撮ってこようと思います。主砲もやはり米軍基地を狙っているように思えるのですが・・・特にそういう意味はないと思いますが、どうなのでしょうか。
続いて艦内に入ります。このような大きな部屋は大丈夫ですが、小さな個室に入る際など、頭をぶつけそうな場所があるので注意が必要です。吾妻や三笠の模型が飾ってあります。このような記念館に飾ってあるぐらいですから市販のプラモデルとかとはまた違う作りになっているのでしょうか。よくできていると思います。
このような室内では超広角がもろに役立ちますね。普通に写真に撮れていますが、実際はもっと狭かったりします。そして壁は戦艦なのでアレですが、内装のせいでしょうか。結構豪華に感じました。部屋によっては私の自室より広いかもしれません。ちなみに、30センチ主砲の真下はぶち抜いてありまして、広い部屋になってました。艦内すべてがもともとどうなっていたかはわかりませんが、明らかに当時の設計とは用途から現代の記念館としての用途に改装されていると感じた場所はいくつかありました。
後部主砲の写真です。見てもらえばわかると思いますが、こんなにでかくど太い砲弾を当時はボコボコ撃っていたのですね。こんなのが降ってきたら・・・考えるのを止めました。
艦全体を周りから撮りました。超広角ですとこのように大きな物も楽々写りますね。パースの影響で奥のマンションが傾いています(笑)
今回実際に三笠記念館を訪れて見て、当時の名残に少し触れることができたような気がします。私はただの一般人ですので常に艦内で過ごすというのがどういうものかは想像がつきませんが、狭い室内ではストレスが溜まりそうですね。特に戦争中など恐怖でいっぱいでしたでしょう。国のために戦っていた乗組員と戦艦三笠に敬意を表したいと思います。
今回は以上です。