デュークミヤモトの日記

所有する機材や撮影した写真などについて

7D mark 2インプレッション

 7D mark 2インプレッション

  私がキヤノンのAPSC機フラグシップモデルである7D mark 2を購入してからもうすぐ半年が経とうとしています。さらには最近自転車関係の記事ばかり書いていてメインであるはずのカメラ&写真関連の記事がなかったのと、ちょうど購入してから半年という区切りのいい時期なので改めて愛機のインプレ記事を作ってみました。

外観と印象

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まず外観ですが、初代の愛機であるkiss x7と違いずんぐりとして大変迫力のあるサイズになっております。詳しいサイズは以下の通り(キヤノン公式サイトより)

大きさ 高さ 奥行
  148.6mm 122.4mm 78.2mm
質量 約910g(CIPAガイドラインによる)

 

cweb.canon.jp

初めて購入したkiss x7は世界最小最軽量を謳っていることもあり、APSC機らしさが感じられますが、二代目の愛機である7D mark 2はサイズを見てもわかる通り、フルサイズのそれとほぼ顕色ないです。つまり遠めに見ればフルサイズに間違われることもあります。使っている身としても個人的にはやはり小柄なボディよりも重厚でずしりとした感触のあるボディの方がガチで撮ってます感があって好みです(笑)。

さて、7D mark 2の代表的なスペックとはやはり秒間10コマを誇る連写性能ですね。私もこれを手にしてから動態撮影にはまり始めましたが、1Dシリーズを除いた他のモデルにはない部分は大変魅力的です。少し前にフルサイズ一眼レフの5D mark 4が発表&発売になりましたが、その5D4ですら最大コマ数は7コマです。ついでに言えば測距点の数も7D2は65点、5D4は61点と7D2の方が勝っています。新しく発売されたフルサイズの5Dシリーズよりも勝っている点があるというのはやはりうれしいですね!ちなみに好みがわかれる重量も7D2が910gなのに対して5D4は890gと前者のほうが勝って?います。

背面

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背面部分も従来のAPSC機(初代7Dを除く)と比べてもすっきりしているというか5D シリーズとほぼ同じようになっていますね。個人的にはこの7D2の大きなボディは握りやすく扱いやすいので気に入っています。

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背面左側にはメニューボタン、infoボタン、クリエイティブフォト/2画面比較再生(2枚表示)ボタン、レーティングボタン、インデックス/拡大/縮小ボタン、再生ボタン、消去ボタンが並んでいます。撮った写真に対する操作が同じ側に固まっているのはわかりやすくていいですね!ちなみに7D2をメインに使うようになってからたまにx7を使うとボディサイズ、ボタン配置で戸惑うことが多いです。両方所有しているのに使わない方は頭で覚えていても体が機能を忘れているんですね(笑)。

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続いて背面右側のボタンです。ライブビュー撮影/動画撮影スイッチ、AFスタートボタン、AEロックボタン、AFフレーム選択ボタン、そして7D2の特徴の一つでもあるマルチコントロールボタンを囲うように測距エリア選択バーがついています。それから液晶モニター、サブ電子ダイヤル、設定ボタン、マルチ電子ロックスイッチとその下にアクセススイッチといったボタン配置になります。

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私はAFスタートボタンで常に親指AFに使っています。AEロックボタンは私の撮影スタイルではほとんど使うことはありません。AFフレーム選択ボタンも親指AFからの測距エリア選択レバーで使うことがほとんどなのでボタンの方はあまり使いません。6対4くらいの割合で使います。

左肩

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左肩にはモードダイヤルがカメラの電源スイッチとともにあります。ちなみに、私は撮影方法上フルオートはもちろんシャッター優先や露出優先その他のモードもほとんど使いません。露出優先はたまに使います。なので基本的にモードダイヤルの位置はMで固定ですね。モードダイヤルの中心にダイヤルロックがあるのは個人的にはありがたいです。Mでほとんど固定なので基本ほかのモードは使わないからです。もちろん撮影前にそれを含めて設定は確認しますが、不意に動いてしまうことが防げるのは、この機能がついていないよりはましですね。人によってはないほうがいいという人もいるみたいですが、個人的にはいいと思います。

右肩

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上面右肩はシャッターボタン、測距エリア選択/マルチファンクションボタン、メイン電子ダイヤル、私の設定ではホワイトバランス選択、ドライブモード選択、iso感度選択、表示パネル照明ボタン、上面モニターという形になります。なお、メイン電子ダイヤルがシャッター速度制御、サブ電子ダイヤルが露出制御に設定しています。友人のNikon D750はこの設定が逆になっているので最初借りた時は戸惑いましたね(笑)。そして私としてはNikonのごつごつした印象も好きなのですが、やはりキヤノンのシャッターボタンの所のくぼみはありがたいですね!銃(エアガン)でトリガーに指をかけるときと似ているというか、シャッター切る時に心地よいです。あと、視度調整ダイヤルはほんのごくまれに勝手に動いてしまうことがありますのでできればモードダイヤルだけじゃなくてこちらの方にもロックボタンがほしかったですね・・・(笑)。腕時計のメインダイヤルのように引っ張ってから動かせるとかにすればよおかったのでは?と思いました。

ペンタ部

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7D2の特徴の一つでもある、ペンタ部のでっぱりはGPS内蔵の証ですね。私としてはバッテリー消費をできるだけ抑えるために常にGPS機能はオフにしています。いまだ使ったことがありません。アクセサリーシューの使用は・・・店頭で試しにスピードライトを装着してみた時に使ったくらいですね(笑)。

作例

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6O2A7253

6O2A7405

6O2A7454

6O2A5173

6O2A5318

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6O2A2353

6O2A8583

6O2A4578

そして・・・

あえて厳選しているのでこの限りではありませんが撮っている被写体のほとんどが静態でした(笑)。動特化型といっても過言ではない7D2なのに・・・(笑)

だってもともと私は風景写真メインですので・・・シグマ17-50を買って以降は7D2はオールマイティに、さらに風景写真が多めに・・・(笑)それもそれでアリです。

 

以上です。